ヤグルマギク(矢車菊)
Centaurea spp.
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- 2007年5月19日、群馬県安中市小根山森林公園
- ヤグルマソウとも呼ばれることもあるようだが、その花は日本の北海道と本州に自生している別の花につけられた名前。
- この仲間は、花が鯉のぼりなどの矢車に似ていることからヤグルマギク(広義)といい、セントーレアとも総称される。もっともよく見られるのは狭い意味でのヤグルマギク(別名・矢車草)。古くから切花や花壇向きに利用されてきた秋まき一年草。
- 欧州、中近東の原産。
- 草丈は50~100cm。
- 花色は青、紫、白など。暖地では冬から開花するが、通常の花期は4~6月。
- ほかに、花色が紫、桃、白などで花径5~7cmと大輪のスイートサルタン、鮮やかな黄色の花のイエローサルタンなどがある。2種とも草丈は約80cm、花に甘い香りがある。日当たりがよく、水はけのよい場所でよく育つ。