トウネズミモチ
Ligustrum lucidum Ait.
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- (1、4)2002年6月30日、東電社宅の帷子川側の樹、(2、5)2018年7月2日、ほどがや公園、(3)2001年11月21日、東電社宅
- ネズミモチと似ているが、果実の丸さと、葉脈が陽に透けて見えるのが本種。葉が厚めで葉脈がはっきりと見えないのが「ネズミモチ」、はっきり見えるのが「トウネズミモチ」です。
- 中国原産。明治初期に渡来。
- 植栽は都市部に多い。庭園樹のほか、高速道路や工場街の緑化用に植えられる
- 幹は立ち、高さ8~12m。葉は対生し、長さ6~12cmの卵形で先がとがり全縁、光沢がある。
- 6~7月、円錐花序に小さい白花を開く。
- 果実はほぼ球形で直径8~10mm、秋に紫黒色に熟す。
- 幹、葉、花序がネズミモチより大きい。ネズミモチより、果実が丸い。