ノゲシ(野芥子)  Sonchus pleraceus/キク科/一、二年草/別名 ハルノノゲシ
 2007年5月27日、神戸町の公園にて。
 タンポポに似た小ぶりな花をつけ、茎や葉を切ると白い乳液がでる大形の雑草。葉はトゲトゲしいが、触っても痛くない。この痛くないというのがオニノゲシと区別するうえでのキーだ。

 日本各地の道ばたや庭などに生えるが、日本原産ではなく古い時代に帰化したものと考えられている。
 草丈は50〜100cmになり、茎は中空。葉は柔らかく羽状に切れ込み、茎を抱いて互生する。
 開花最盛時期は4〜7月だが、年中見られる。頭花は黄色または白色で直径約2cm。
 類似種のオニノゲシは、草姿、生育地、花期ともノゲシに似ているが、より大形で草丈は約120cmになる。葉は光沢が目立ち、羽状に深くきれこんだ葉先は刺状で、さわると痛い。草姿は異なるがハチジョウナ(八丈菜)も同じノゲシ属で、海岸や荒地に生える多年草。高さ80cmになり、長楕円形の葉を互生する。
<< Day Sequence >> Home Top
inserted by FC2 system