マンリョウ(万両)
Ardisia crenata
Sims
/ヤブコウジ科/常緑低木/英名 ardisia swartz
2002年12月15日、星川2丁目、(はめ込み)2002年7月17日、同所。
万両の名で縁起を祝う植物とされる。果実が下向きにつく。朝日新聞(2006年7月25日)によると、アジア原産の「マンリョウ」が、米国で野生化して、問題になっているとのこと。温暖なフロリダやジョージア、テキサスなどでは、いつしか庭から森林へと分布を広げた。他の植物を押しのけ、赤い実を鈴なりにした群落が、あちこちでみられるようになった。「米国では攻撃的な侵入植物なんです」と、フロリダ大の北島薫・准教授(植物生態学)は言う。繁茂した株を抜く催しまであるとのこと。
一般には、
ヤブコウジ
の十両、カラタチバナの百両、
センリョウ
の千両より勝るとして名付けられたといわれるが、不確か。
分布:本州~沖縄などの暖帯から亜熱帯に分布し、山野の林下にはえ、観賞用として栽植される。
高さ30~60cm。葉は互生し、厚い革質で光沢がある。縁は波状となる。
花期:7月、白色、直径8mmほどの花冠は深く5裂する。枝先に多数つける。
果実は直径6mmの球形で、冬に赤熟する。翌春まで残る。
園芸品には黄色や
白い実
がある。
花言葉・・・お金持ち
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