キンシバイ(金糸梅)
Hypericum patulum
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- 2009年6月16日、保土ヶ谷公園内
- 同じ時期に咲き数も多い園芸品種のヒベリカム・ヒドコートと混同されているが、本種は花の径3cmと小さく、また花も開ききらない杯形であることなどで区別する。またビョウヤナギに似ているが、全体に小さい。
- 別名 ヒペリカム。
- 中国原産。
- 庭木や公園樹とされるが、野性化していることもある。
- よく分枝し、高さ1mくらい。葉は長さ約3~5cmの卵状楕円形で対生。枝はやや垂れ下がる。
- 6~7月に咲く花は黄色の五弁花で、花径3cm。雄しべは花弁より短い。ヒベリカム・ヒドコートやビョウヤナギの花が平開するのに対し、キンシバイの花は開ききらない杯形。5つの花弁は光沢があり厚い。ビョウヤナギに似ているが、花弁がすきまなく重なる。
- 園芸品種のヒベリカム・ヒドコート(別名大輪キンシバイ)は、花径5~6cmで花弁が大きく平開する。
- 花言葉・・・悲しみを止める