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- 2002年3月23日、保土ヶ谷公園テニス場近く
- 落葉した樹形は竹ぼうきを立てたようで目立つケヤキだが、やわらかく美しい若葉が出てきたなと、なにげなく見ると、枝にびっしりと花が咲いていた。サクラの華やかな時期に花が満開になるが、目立たず気付きにくい。
- 本州、四国、九州に分布。山地に生え、人家によく栽植され、関東地方に多い。
- 高さ30m、径2mになる。樹皮は黒灰色。木材は白くてかたい。
- 花は春、新芽と同時。雌雄同株で雌雄異花。雄花は若芽の下部葉腋、雌花は上部葉腋にそれぞれ数個ずつ集まってつく。ともに淡黄緑色。雄花からは4~6個の雄しべが外に出る。