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- (1)2002年3月23日、(2)2002年4月6日、保土ヶ谷公園
- 紅紫の細長い花を、春風になびかせ泳ぐように多数咲かせている。
- ケマン(華鬘)というのは仏壇の欄間などの装飾具のことで、花鳥、天女などを透かし彫りした金銅具。この草の花穂の姿をこれに見立てたもの。別名ヤブケマン。
- 里山の林縁など、やや湿った日陰に生える。
- 茎は株立ちして高さ20~50cmに伸び、羽根状に細かく裂けた複葉が互生する。
- 花期は4~5月。紅紫色、まれに白色。
- 仲間に、花が黄色のミヤマキケマン(深山黄華鬘)、エゾ(蝦夷)キケマン、美しい青色の花ををつけるエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)などがある。