-
- (左)2002年3月10日、仏向町和田町近くの道路沿い。(右)2003年12月31日、杉山神社。
- 枝にびっしりと、下向きに小さな花を沢山つけている。
- 姫サカキのなまりでサカキに比べ小形であるから。サカキは栄樹で、年中葉が緑であるためという。サカキの少ない地方ではヒサカキをサカキの名で枝葉を神棚に供える。
- 本州から沖縄に分布。やや乾いた山地の林内に生え、時に庭に栽植する。
- 高さ5mほど。葉は2列に互生、革質、長さ5cm内外、幅1~3cmの倒卵形で、光沢があり、縁に鋸歯がある。冬芽の先が鳥の爪のように曲がっている。
- 花期3~4月。下向きで香気がある。雌花、雄花、両性花があり異株。
- 同属には、葉の質が厚くつやがあり裏に反り返り先がへこむハマヒサカキ(E. emarginata)、屋久島の標高1000m付近に限って分布するヒメヒサカキ(E. yakushimensis)がある。