ツリバナ(吊り花)  Euonymus oxyphyllus Euonymus: ニシキギ属。ギリシア語の eu (良い) + onoma (名) から。
oxyphyllus: 鋭い葉の、尖った葉の (oxyphyllous)。/ニシキギ科/落葉低木
 (左)2005年5月5日、四季の森公園、(右)2005年10月18日、北海道名寄市在住のK氏撮影。
 美しい果実のことが名寄高校14期生間で話題になり、急遽写真を撮って送っていただき掲載した。それにしても名寄は紅葉が進んでいるようだ。
 マユミ、ニシキギの仲間。庭木、公園樹。材は器具材に使われる。和名は花が吊り下がって咲くことから。
 北海道から九州までの山地や丘陵の林内に生える落葉低木。
 幹は立ち、高さ3〜5mになる。葉は対生し、長さ3〜10cmの倒卵形、先はとがり、縁に鈍い鋸歯がある。
 5〜6月、葉の脇から長い柄を出し、淡緑色にやや紫色を帯びた花をつける。花径6〜7mmで花弁は5枚。
 果実(さく果)は直径9〜12mmの球状で長い果柄の先に吊り下がる。赤い果皮が熟して5つに裂けると、中から朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。
仲間のマユミの果実は4裂。ヒロハツリバナは4弁花で、果実には4枚の翼がある。
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