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- 2002年6月17日、仏向矢シ塚公園。
- すっと伸びた茎に直径10cmほどの鮮やかな色の花を多数つける。
- 原産地は小アジア。日本には室町時代に中国から渡来し、根は薬用として用いられていた。 別名 ホリホック、蜀葵(中国名=しょっき)。英名 Hollyhock: ”ホリーホック聖地”から
きており、12世紀頃の十字軍が シリアからこの花を持ち帰ったことから。
- 互生する葉は長柄があり、円形で浅く5~7裂する。
- 花は初夏、下からだんだん上の方へと咲く。八重咲きのものもある。白、淡い黄色、赤、ピンク、ぼかしなど花色も豊富。
- 本来は多年草で草丈は2mほどになるが、1mほどの矮性種まで多くの園芸品種があり、近縁の別属種にラバテラなどがある。
- 花言葉・・・大望、野心
- タチアオイという和名は、その立ち上がるように伸びる茎に由来する。「葵」とはふつうこの「立葵」のことを 指すらしい。 ただし、京都で毎年5月15日に行われる
「葵祭り(あおいまつり)」の「葵」は この立葵ではなくて、江戸徳川家の紋所 として知られる「双葉葵(ふたばあおい)」 という名の草とのこと。