ソメイヨシノ(染井吉野) Prunus x yedoensis/バラ科/落葉高木
- 2006年4月1日、保土ヶ谷公園事務所前
- 満開時には枝を隠すぐらいに咲き誇る。
- 和名は江戸末期,江戸染井村(現在の豊島区駒込)の植木屋から広まって,桜の名所になぞって単に吉野と呼んでいたが,吉野の山桜と混同するので明治5年に染井吉野(そめいよしの)と名がついた。日本でいちばんたくさん植栽されているサクラ。毎春、気象庁発表の「サクラの開花前線」の基準にされるのは本種。
- ヒガンザクラとオオシマザクラの雑種。
- 庭,街路,土手などに広く栽植される。
- 幹は直立し、高さ10~15mになる。樹皮は灰褐色で横に細長い皮目が入る。
- 花は春,葉より先に淡紅色の5弁花を開き、満開時には枝を隠すぐらいに咲き競う。花径約4cm。花が散り始めると葉が出る。
- 果実はまれにつき、直径1cmぐらいの球形で6月ごろ黒紫色に熟す。
- サクラの仲間は世界に約200種あり、サクランボのような果樹も含まれるが、花の美しいサクラは東アジアに分布が集中し、特に園芸的なサクラはほとんどが日本産といえる。これらの野生のサクラを基本にして多数の自然交雑品と園芸品とが生まれた。ソメイヨシノは自然交雑種の一つ。
- 花言葉・・・純血、精神美、淡白