ヒカゲツツジ
Rhododendron keiskei
Miq./ツツジ科/常緑小低木/別名 サワテラシ
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2006年4月1日、花見台団地
あでやかなやさしい色合いのクリーム色の花をつけて、団地の芝生の中で咲いていた。淡い黄色の花を枝先に数個開き、高山に群生し盆栽にもされるキバナシャクナゲに酷似しているが、こちらの開花時期は6~7月と遅く、またそちらの葉の幅も広いので、これはヒカゲツツジと同定した。名前は、そのままだと悪いように取られかねない印象を与えてしまう、気の毒になるぐらいだ。
関東地方以西と四国,九州の山間の崖などにはえる。耐寒性があり、半日陰となる庭木の下や鉢植えで栽培される。低木で非常に強健。
分枝し高さ約1m。枝は古くなると赤褐色から灰色になる。葉は互生し枝先に輪生状につく。長さ4~8cmで薄い革質。
花は晩春,前年の枝先に1~4個横向きに開く。花冠は径2.5~3cm,5裂,雄しべ10本。
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