シチダンカ  Hydrangea serrata f. prolifera/アジサイ科/落葉低木
 2006年5月28日、星川2丁目。
 半日蔭で控えめに咲く青色の花が涼しげだ。ヒチダンではなくシチダンとなったのは江戸っ子が関係しているのだろうか?

 ヤマアジサイの品種で装飾花が八重になったもの。質素な野生味のある花で江戸時代から栽培され、茶花などに使われる。
江戸時代に、星型に咲くヤマアジサイの八重のものを「七段花」と呼んでいたものが失われて幻の花になっていたのだそうだ。それが兵庫県の六甲山で1959年に発見されて現在のシチダンカとなっているとのこと。
 ヤマアジサイの装飾花の萼片が重弁化したもの。涼しげな淡い青色の花。シチダンカと普通の紫陽花の違いは真ん中の両性花が退化していて花が咲く前に黒くなって落ちてしまうこと。花色は淡青色だが、薄紅、濃紫、藍色と変化する傾向がある。
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