セイヨウバイカウツギ(西洋梅花空木)  Philadelphus grandiflorus Philadelphus: 人名 B.C.283〜247のエジプト王 Ptolemy Philadelphus に捧げられた名であると云われる。
grandiflorus: 大きい花の。/ユキノシタ科/落葉低木
 2006年5月21日、興福寺近くのお寺
 純白の大柄の花が通りの角の、それほど高くないところにたくさん咲いていて遠くからでもよく見えた。

 径5cmの白色の花で、日本の自生種バイカウツギ (P. satsumi) の花径3〜4cmよりも大きい。交配種。英名 mock orange。
 ヨーロッパ南部や北アメリカ産のものと日本のバイカウツギとの交配によって作られたもので、芳香も日本のものよりも強い。
 庭木や切花に利用される。
 高さは2mで株立ちになり、よく分枝する。葉は対生し、縦に走る3〜6本の脈がよく目立つ。
 花期は5〜6月。雄しべが弁化して八重咲きのものもある。
 日本の自生種バイカウツギ
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