マムシグサ  Arisaema japonicum/サトイモ科/多年草
 (左)2005年5月5日、四季の森公園、(下)2005年11月16日、東富士の印野で。
 名のとおり奇怪な姿の草。花のように見えるのは仏炎苞と呼ばれる部分で、その中心に肉穂状の花序があるが通常は外からは見えない。こん棒状に見えているのはその花序の付属体ということらしい。

 名前の由来:蝮草。春、地面から出てきたところの茎のように見える部分の色と模様がマムシのそれに似ているため。有毒植物。
 分布:関東地方以西の本州〜九州。湿った林に生える多年草。
 地面から出たところの茎のように見える部分は紫褐色の斑点をもつ。葉は2個つき、7〜15個の楕円形の小葉からなる。
 花期:4〜6月。花柄の先に淡緑色〜淡紫色で、白いすじの入った仏炎苞を開く。付属体は棒状。花の高さは約1m。
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