コマツヨイグサ
Oenothera laciniata Hill
-
- (1~2)2004年5月8日、保土ヶ谷公園プレーグラウンド脇、(3~4)2023年6月25日、バイパス沿いの道端、(5)2023年6月25日、保土ヶ谷公園内。
- レモンイエローの色が短い芝生の緑の中や道路わきに美しい。
- 北アメリカ東南部原産で,明治時代後期に渡来。
- 分布・生育地:本州(関東以西)、四国、九州、沖縄。河川敷、海岸、空き地など。日当たりのよい河原などに帰化して群生する。
- 内陸の空き地などに生えると茎がやや立ち上がり、50㌢ほどになる。葉は波打つのが特徴で、茎の下部に生えたものは浅く羽状に裂ける。この点で他の同属の植物、マツヨイグサなどと異なる。
- 花期は初夏から夏。茎の上部葉えきに1花ずつつく。花梗の部分は子房と,それを包むがく筒で粗い毛が多い。花の径1.5~約2cm,淡黄色かクリーム色。花が終わったあと、赤みがかるがマツヨイグサほどではない。
- さく果は長さ3cmあまりの棒状(写真5)。
- マツヨイグサは、チリ(南アメリカ)産。草丈:30~100cm。マツヨイグサの葉の縁の鋸歯は小さい。しぼんだ花の色は赤くなる。