ケナフ(タイ・ジュート)  Hibiscus cannabius L.

 2000年10月、仏向町アメニティ奥のケナフ畑で。

 原産地はアフリカまたはインドといわれ、温帯から熱帯まで世界中で栽培されている。
 2〜4mまで伸びる長い茎の皮から繊維をとる。
 花はまれに白や桃色のものもあるが、黄色のものが多い。中心部が暗色になっており、花柱は短く、突出しない。
 ジュート(シナノキ科ツナソ)に似ているので、市場ではタイ・ジュートと呼んでいる。ジュート(インド・ジュート、バングラ・ジュートなど、産地別に呼び分けている)に比べて繊維の色が白く、粗くて強度は劣っているが、用途は同じで、綱や粗布、主として米麦の袋の原料とされる。
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