ガマズミ  Viburnum dilatatum/スイカズラ科/落葉低木
 2009年5月13日、保土ヶ谷公園
 林のわきで、白い小さな花をたくさん咲かせている。蕾の状態で見ると5角形をしていてかわいい。

 別名 ヨソゾメ、ヨツズミ。和名のガマズミの由来に関しては、よくわからないらしい。「神つ実」であるという説や、ズミは染めに使用するとの意味であるので、何らかの染色に利用したとの意味ではないかとの見方もある。
 北海道から九州の日当たりのよい山野に自生する。
 高さ2〜3m。
 花は5〜6月、白い小花が5〜12cmの傘状花序を作って咲く。
 9〜11月に見られる赤い実は直径6〜8mm。霜に当たると赤味がさえ、白い粉をまぶしたようになると甘味が増して食べられる。果実酒にも使われる。
 葉が小さく葉柄もごく短いコバノ(小葉)ガマズミや、葉も実も大きいミヤマ(深山)ガマズミ、ムシカリなども同属。
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