モリシマアカシア  Acacia mollissima Acacia: アカシア属。Acacia(アカシア)は、ギリシャ語の「Akazo(とげのある、鋭い)」が語源。
mollissima: 軟らかい,軟毛の多い。/マメ科/常緑高木
 2007年5月12日、MM21臨港パーク。
 房アカシアより花の色がうすく、開花時期も遅い。

 モリシマとは学名のmollissima(軟らかい、軟毛のある)のこと。漢字の「森島」ではない。材はチップにし加圧・蒸煮して肉用牛の粗飼料として利用され、パルプ材となるほか、樹皮からはタンニンを精製し、バイオプラスチックへ変換する開発研究が進んでいる。
 オーストラリアの原産で、1930年頃から日本で植えられるようになった。
 比較的寒さに弱いので九州での造林樹木として用いられ、特に天草地方には沢山の野生化した木々がある。
 葉は互生し2回偶数羽状複葉。羽片は10~20対ある。小葉は,30~60対つく。
 開花時期は、 5/10頃~ 6/10頃。うすい黄色の花、芳香が強い。
 仲間にはギンヨウアカシアフサアカシアがある。
<< Day Sequence >> Home Top
inserted by FC2 system