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- 2007年4月7日、白馬山麓姫川源流
- 白馬山麓早春の花観察で最初に出会った花。
- 早春の、木も芽吹かず落ち葉で地面が覆われている頃、一番早くに咲くスミレ。丈も小さく地面に張り付くように小柄な薄紫色の花を咲かせる。葉はスミレの中でもいちばん丸く、葉の円いマルバスミレよりもきれいな円に近く見える。葉の出はじめは左右がきれいに巻かれて出るのも特徴。和名は葉がウマノスズクサ科のフタバアオイ(徳川家の紋章)に、別名ヒナブキは大きくなったときにフキの葉に似ているのでいう。
- 北海道から九州までの山野の日当たりのよいところや,やや湿った林内にはえる。
- 全体に開出した白い毛がある。地上茎は地面をはう。葉は花時には径2cm位で,その後大きく径5~8cmになり、葉柄が長く立ち上がり、丸みが強く明るい緑のつや消しなので小さいながらフキに似て見える。
- 花は晩春に咲く。花弁は長さ1cm位である。咲き方の特徴として左右の花びらが開ききらない。初夏から夏に閉鎖花をつける。 白花もある。
- 毛が多いのがエゾアオイスミレ。