アカメモチ
Photinia glabra
/ バラ科 / 常緑小高木 / 別名 カナメモチ、ソバノキ
(1)2004年4月28日、保土ヶ谷公園プレーグラウンド、(2、3)2006年4月30日、天王町。
生垣で若葉が赤くきれいなのですぐ目に付くが、木全体の数に比べて花を出す木はそれほど多くない。
和名は新葉が赤いモチノキという意。別名カナメモチはその転訛。また扇の要に利用されたことからの名との説も。白い花が多数あるのをソバになぞらえてソバノキとも言う。
東海地方以西、四国、九州の暖地に生え、生垣として栽植される。
高さ5mになる。幹の皮が激しく剥がれささくれ立っているものも。葉は革質で光沢あり。新葉は紅色を帯び、落葉前にまた紅葉する。縁に細かい鋸歯がある。
花期5~6月。花は5弁花で、一年目の枝先に多数集まって咲く。
果実は秋から冬に赤く熟す。
近年オオカナメモチとカナメモチの雑種から交配育成された種で、西洋紅カナメモチと呼ばれることもある、フレイゼリの園芸種のレッドロビンが主流となっている。葉はカナメモチよりやや大きく、新葉の赤色も強い。
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