リュウゼツラン(竜舌蘭)
Agave americana
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- 2003年8月3日、農と緑のふれあいセンター。
- めったに目にする機会が無い貴重な花。7月24日、下の方からから咲き出したとのこと。8月3日に訪れた時には中ほどで黄色い雄しべを元気良く突き出していた。下のほうは既に花が終わりかけている。珍しがって花の周りに沢山の人間が集まっていたが、同じく沢山の昆虫が群がっていた。
- 欧米ではセンチュリープラントと呼ばれ、一世紀に一度だけ花を咲かせると言われている。実際には、熱帯地域で10~20年、日本では30~50年で開花するようである。また、長い年月をかけて葉に養分を蓄え、そのすべてをかけて開花するため、咲き終わった後は枯れてしまう。そのため花を目にできる機会が本当に少ないとのこと。
- 原産地はメキシコ
- 葉はアロエのように多肉質、長さ1~2m、鋭いトゲあり。巨大なアスパラガスのような花茎は高さ7mにもなる。
- 葉全体が緑一色のものをアオノリュウゼツラン、斑の入った葉のものをリュウゼツランと呼ぶ。