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- 2004年11月28日、マンション内
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- パンジーはフランス語のパンセ(pense'e「もの思う」)に由来する英名で、花の姿が小首をかしげてもの思いにふけるように見えるところからの命名という。
スミレの仲間は世界で約450種が知られ、原産地は欧州。ギリシア神話にも登場するように、非常に古くから愛されている。その中で、数種の複雑な交配から生じたとされる園芸品種群を総称してパンジーと呼ぶ。本来は多年草だが、栽培上は秋まき一年草として扱われる。積極的な品種改良がはじまったのはイギリスで、1810年代。その後、フランス、ベルギー、ドイツ、アメリカなどでも盛んとなり、日本には1860年代に入ってきたという。当時は「三色すみれ」と呼ばれた。
- 鉢物や花壇材料としては欠かせないだけでなく、切花としても利用される。
- 草丈約20cm。
- 花径5~10cm、花期は10~5月。
- 花色は緑以外すべての色があるというほど豊富。ぼかしや、さまざまなパターンの斑入り、園芸上「ビオラ」と呼ばれる花径2~3cmの小輪、多花性のものもある。
- 花言葉・・・物思い、心の平和