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- (左)2003年5月17日、保土ヶ谷公園軟式球場裏手、(中)2006年5月24日、保土ヶ谷公園体育館裏、(右)2001年12月2日、上星川せせらぎの道沿い崖上。
- 枝先に垂れ下がった黄緑色の円錐花序がやがて、初冬の空に赤い実が房なりに満ちて見事である。円心形の大きな葉と皮目の多い灰白色の幹も特徴。
- 和名は昔、葉で飯を包んだことで呼ばれる。材は細工物に用いられるとのこと。また果実の姿がナンテンの実に似ているのでナンテンギリとも呼ばれる。
- 本州から沖縄、台湾、中国に分布。山中にまれに生え、庭木として栽植される。
- 高さ10~15m、径60cm位、樹皮は灰白色でキリの樹皮に似る。枝は太く放射状に開出、灰褐色で無毛。 葉は長さ10~20cmで秋に黄葉する。
- 花は晩春、花弁は無く雌雄異株。左の写真が雄花、中が雌花。
- 果実は赤く美しい。直径8mmほどの球形で、枝先より多数垂れ下がる。初冬赤熟する。