ナギイカダ
Ruscus aculeatus L.
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- (1)2004年1月10日、西区藤棚商店街近く。(2)2005年5月15日、花見台。
- 葉のように見えるのは、もともと枝で、それが平たくなった変わりもの。その先端はするどいトゲ状で触ると痛い。赤色の液果が目立つ。
- 和名は葉状枝が梛(あるいは竹柏とも書き、両方ともなぎと呼ぶ。マキ科の常緑喬木。)の葉に似て,花をのせた様子が筏(いかだ)のようであるから。
- 地中海地方の原産。明治初期(1860年代)に渡来。
- 観賞用として栽培し,草状に見える常緑小低木。
- 茎は多数束生,高さ20~40cm。葉は極小形で鱗片状,その葉えきから基部がねじれた葉状枝を出し,長さ1.5~2.5cm,葉のように見える。
- 花は夏に咲き、かなり長く枝に残っている。写真(2)は不鮮明だが雌花。