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- (1)2001年4月4日、保土ヶ谷公園入ってすぐの斜面。(2~4)2004年4月9日、同所、(5)2006年2月5日、同所。
- 赤色の鮮やかな実と比べると花は派手さは無く、落ち着いた感じである。 冬になっても木の葉が青い、だからアオキなのか。
- 関東以西の山地の林に自生するが、庭木としてもよく植えられる。
- 高さ1~3m。幹も枝も青色。葉は対生し、皮質で長さ8~10cmと大形の楕円形、縁に粗い鋸歯がある。
- 3~5月、茎の先に円錐花序で小さな四弁花を多数さかせる。花色は紫褐色か、ときには緑色。雌雄異株で、雄花序のほうが大きい。写真(3)は雄花。雄しべは4本。
- 写真(4)は雌花。4枚の花びらは紫褐色、雄しべを欠き、雌しべが中央に座す。雄木が円錐花序に多くの花をつけるのに対し、雌花は同じく円錐花序ながら、10花余りと少ない。
- 実は俵形で2cmほど。12月頃に赤く熟し、翌年の4月ころまで残る。
- 葉が斑入りのものなど、園芸品種も多い。果実が黄熟するのをキミノアオキ、白色のものをシロミアオキという。