ヤマホオコ
Anaphalis margaritacea
Benth. et Hook. fil.
/キク科/多年草
2008年8月9日、美深函岳頂上付近
山頂で霧に濡れてひっそりと咲いているこのような花に出会うと、なぜかホッとする。
山の母子草(ホオコグサ)の意。ヤマハハコと紹介されている図鑑もあるが、ここは牧野原色日本植物図鑑に従う。
北半球の温帯に広く分布し、日本の中部以北の山地にも生える。
茎は直立し、高さ60cm位、白い綿毛が覆う。葉は互生、無柄で線状披針形、表面は深緑色、裏面は綿毛が密生して白色、縁が巻き込み、質は厚い。
夏、茎頂で散房状に分枝し、多数の白色頭花を開花。小花は淡黄色。
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