-
- (1)2002年3月28日、仏向町マンションわきの急坂。(2)2001年4月27日、和田町谷あいの道。
- 花時から果実がついている、珍しい写真だ。今年は春の気温が高く、草花は一挙に夏になってしまったということか。
- 葎(むぐら)とは、野原や荒地に繁茂する雑草の総称で、重なり合って生い茂る葎なのでヤエムグラという。
- アジア、ヨーロッパおよびアフリカの温帯から暖帯に広く分布。日本各地の畑地や家の近くにも生える1~2年草。
- 茎はよく分枝し四角ばり、稜に沿って逆刺があり、他の物によりかかって斜上、高さ60~90cm。葉は長さ1~3cmで6~8枚が輪生する。
- 花は初夏、花冠は淡黄緑色で4裂。
- 果実は2分果に分かれ、かぎ状のとげがあって衣服などにつき運ばれる。
- 葉の枚数が5~6枚のクルマムグラ、6~10枚のクルマバソウ。名前が似ていて、秋に茂るカナムグラはクワ科で別科。