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- (1)2006年1月15日、保土ヶ谷公園事務所前。 (2)2001年12月8日、保土ヶ谷公園球場前バス通り傍の林で。(3)2001年12月8日、保土ヶ谷公園交番側入り口近く。
- 傷んでなく綺麗な花弁を見つけることが難しい花だ。メジロやヒヨドリが花弁につかまって密を吸うのですぐに黒くなるとのことだが・・・。この写真のときにも小さな虫が雄しべにいた。
- 単にツバキと呼ぶことが多いが、本来はユキツバキなどの変種を含む。厚葉木といわれ、葉につやがあることから津葉木ともいう。椿は春に花が咲くために日本で作った字とのこと。
- 本州から沖縄の海岸や近くの山地に生え、また庭木や生け花用に栽植される。
- 幹は滑らか。葉は互生し、楕円形または卵形長楕円形、長さ6~12cm、縁に鋸歯、先は短く急にとがる。
- 晩秋から春、枝端に1~2花をつけ、花弁は5~6枚、雄しべは合着して筒状をなし、花後花弁と一体となって落花する。花冠は筒状で平開しない。
- 果実は直径3~4cmの球形。種子から採れる油を椿油と呼び、頭髪、灯油、食用などに用いる。
- 多数の雄しべが合生している点が近縁種のサザンカと異なる。サザンカとの見分け方としては、花びらも雄しべもバラバラに散ったらサザンカで、1個まるごと落ちたらツバキ。また、枝と葉柄と若い芽に毛があればサザンカで、ツバキはツルツル。カンツバキ(寒椿)の花は小さく八重が多い。1枚ずつ散り、葉は小さい。ナツツバキ(夏椿)は咲く時期が他の種類と異なる。
- 花言葉・・・理想的な愛、謙遜、申し分ない魅力