ヤブニンジン(藪人参)  Osmorhiza aristata/セリ科/多年草
 2006年4月23日、明神台へ登る坂道脇の林の縁
 線香花火のように、小さな花が飛び散るように咲いていた。

 葉がニンジンに似て藪に生えるからこの名があるが、特別このヤブニンジンだけがニンジンに似ているわけでもない。セリの仲間は、だいたいみなニンジンに似ている。
 分布:北海道、本州、四国、九州。林の縁などの少し日蔭に多い。
 花期:4〜5月。花の径:約3mmの小花。
 果実は細長く、先端に触覚のようなものが出っ張り、つけ根はすぼまっている。
 近似種:やや小形で細毛がないセントウソウなど。
<< Day Sequence >> Home Top
inserted by FC2 system