ワビスケ(侘助) Camellia wabisuke Kitamuras 'Campanulate'/ツバキ科/常緑高木
- 2005年2月12日、大船フラワーセンター。
- 薄紅色で全開していない花が特徴とされる。樹にあった名札には「わびすけつばき 太郎冠者」。
- 茶道のワビ(侘)とスキ(好)の複合語、また千宗易の下僕の侘助にちなむともいう。
- ツバキの園芸品種で、茶花や庭木として栽植される。
- 花期:12~3月。早咲きの小・中輪花をつける。径3~6cm。一重咲きで半開。花弁は5、雄しべ多数。花色は紅、赤、白など。
- 系統は謎とされ、諸説あり。紅色の花の雄しべが極端に短い、カンザキアカワビスケ(寒咲赤侘助)がある。一方、関東のベニワビスケ(紅侘助)はヤブツバキ系で、雄しべは短くない。花の色が白いシロワビスケは、早咲きで11月から咲き始め、花期が長く、3月頃まで観賞できる。
- 花言葉・・・簡素、控えめ Mildly