2001年4月22日、和田町駅へ降りる谷あいの道ばた 拡大してみると、確かに雌しべの先が5つに分かれていた。この花をきっかけに花観察の際には拡大鏡などが必需品であることを納得した。 花は夕方にはいったん閉じるが、このとき雄しべが中央に寄ってきて、柱頭に花粉をつける。雨や曇りの日には閉じたままの同花受粉をし、タネを残そうとする。雑草はいつ引き抜かれるかわからない。そこで確実に子孫を残すため、昆虫の助けが無いときにタネを作る方法を用意してあるとのこと。大形のハコベということからウシを冠したもの。 茎は紫色を帯びる。葉は対生し、卵形で先は尖る。 花期4〜10月。ハコベに似てやや大きい。花弁5枚、2深裂する。雄しべは10本。雌しべの先(柱頭)が5本に分かれる。 雌しべの先が3本に分かれるのがハコベ。ハコベは3文字だから3本、ウシハコベは5文字だから5本とおぼえる。 |
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