- (1、2)2004年9月1日、保土ヶ谷公園、(3)2018年8月27日、同所、(4)2002年10月5日、同所。
- 夏の暑さが残っている8月中頃から、淡紫色の小さな塔が立ちはじめ群生している様子を見ると、夏の暑さを生き延びこれから再び秋の花々の季節を迎えるのだと、なぜかほっとさせてくれる花だ。
- 別名スルボ。ツルボ、スルボともに名前の由来は不明。サンダイガサは昔,公ぎょう(くぎょう)が参内する時,供人が後からさしかける傘をたたんだ形に花穂が似ることに基づく。
- 日本各地の山野の日当たりのよい場所に生え、しばしば群生する。
- 高さ20~40cm。葉は線形で長さ10~25cm、幅4~6mm、厚くてやわらかい。春に地下の球根(鱗茎)から葉を出し、いったん枯れたあと花をつける。
- 花期8~9月。葉の間から20~40cmに伸ばした花茎の先端に穂状の花序を立て、淡紫色の小花を多数つける。下から咲きながら穂は長くなる.。一つの花の長さは約4mm。雄しべ6本、雌しべ1個。