ソクズ
Sambucus chinensis
/スイカズラ科/多年草
2009年9月13日、鎌倉
中国名
蒴藋
(
さくだく
)
の字音が
転訛
(
てんか
)
したもの。葉と根を乾かして神経痛やリウマチの薬、
浴湯料
(
よくとうりょう
)
にする。別名クサニワトコは、落葉樹の
ニワトコ
に似ている草の意。
分布・生育地:本州、四国、九州、沖縄。山野の草地や湿地など。人家周辺にも。
草丈1~1.5m 。葉は大型の
奇数羽状複葉
(
きすううじょうふくよう
)
で対生する。小葉は5~7個で長さ5~17cmの広披針形または狭卵形。
花期:6~8月。茎の先に白い小さな花をびっしりとつける。花の径約4mm。杯状の黄色い
密腺体
(
みつせんたい
)
がめだつ。花自体には蜜がない。
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