ショウキズイセン(鐘馗水仙) Lycoris aurea (L'H'er.) Herb./ヒガンバナ科/多年草/ショウキラン
- (1,2)2005年10月2日、星川2丁目緑風散策路、(3)2020年10月1日、橘中学校庭周りの土手
- 周りに葉がなくすうーっと伸びた茎先に黄色の花を咲かせる姿は、一瞬黄色のヒガンバナかと思うぐらい似ている。花びらの縁が波うつ黄色い花が特徴。
- 和名鐘馗蘭(しょうきらん)。鐘馗は、唐の開元年中、終南山の進士鐘馗が、玄宗の夢の中に出てきて、魔を祓い病を癒したという古事から疫鬼を退け魔を除くという神。その頬ひげは鐘馗髯(しょうきひげ)と言われて豪快だが、それにこの花の咲きようをなぞらえたか。英名
golden hurricane lily, golden spider lily
- 日本南部に分布。暖地にはえる。
- 地下にラッキョウ状の鱗茎があり直径6cm内外。葉は光沢があり厚質,長さ30~60cm。秋に出て冬を越して翌夏に入ると枯れる。
- 花は秋10月、高さ60cm内外の花茎を出し,先に5~10個輪生する。花被は6片、縁にしわがある。
- リコリスの仲間で、他にはヒガンバナ、キツネノカミソリ、ナツズイセンなど。