-
- (1)2003年1月13日、(2)2002年1月14日、(3)2001年2月28日、保土ヶ谷公園。
- 年があらたまって真っ先に花を見せるのがウメとマンサクである。咲き始めは枯れ葉の残っている枝に4枚の黄色い花びらが縮んで、ねじれる。そのうちに枝に散りばめたように咲く。普通のマンサクは2月頃開花だが、1月早々に開花していること、左右非対称の枯れ葉が枝に残っていることなどからシナマンサクと判断する。
- 和名満作は豊作と同じく、枝いっぱいに花を咲かせることによる。また早春に真っ先に咲くとの説もある。枝は折れにくくたわむので、物を縛るのに用いる。
- 中国産。
- 花弁の基部が赤紫で長さ約2cm。
- 樹高は6~7m。葉の右半分と左半分の大きさが違う。枯れ葉が花期までに枝に残る。
- 現在日本で利用されているマンサクの品種には、日本の山野に自生するマンサク(H.japonica)以外に、中国原産のシナマンサク(H.mollis)や、マンサクとシナマンサクとの種間交雑種(H.×intermedia)などの仲間がある。 葉形の違いでオオバマンサク、マルバマンサク、アテツマンサクなどがある。 名は似ていてもトキワ(常磐)マンサクは近縁の別品種で5月頃黄白色の花が下向きに咲く。