シマトネリコ
Fraxinus griffithii
/モクセイ科/半落葉樹/英名は Griffith's ash
(1)2018年8月18日、保土ケ谷区、(2)2006年7月29日、同所、(3、4)2006年8月19日、同所。
マンションのパンフレットに写真を載せたいので貸してほしいといわれたこともある樹木。青空を背景にした夏の陽光に映える。
和名は沖縄のトネリコとの意味。別名で「タイワンシオジ(台湾塩地)」とも呼ばれる。特段に美しい樹木ではないが、姿が優しいのであろうか、庭園や公園などに植栽されるのが目立つようになった。
沖縄諸島から台湾、フィリピンそれにインドに分布。成長が早く、暖地では街路樹や公園樹として植栽されている。
高さは10~18m。葉は奇数羽状複葉で、歪んだ長卵形の小葉が3~11枚。
雌雄別株で、5月から6月ごろ、枝先や葉腋から円錐花序をだし、小さな白い花を咲かせる。
果実は翼果で倒披針形(写真3)。
なお、本種はトネリコの名で販売されていることが多いようだが、
トネリコ
は日本の中部以北に原産する別種。
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