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- 2009年2月6日、水戸市植物公園
- 繊細で気品のある小さな草花。
- 節分の頃に咲き出すのでこの名があるが、実際は少し遅れて開花する。別名 ユキワリソウ(雪割草)。ミスミソウとは同名異種。
- 日本特産。
- 関東地方以西の落葉樹林や草原に生え、群落を作って咲くことも多いが、環境の変化にきわめて弱いため、乱開発などによって激減した。
- 葉は長い柄をもち、掌状に深く3裂し、それぞれがまた裂ける。花茎上部に不揃いに分裂した苞葉が輪生状につく。
- 花期は2~3月。節分のことから花茎と根出葉が同時に芽を出しはじめ、やがて5~15cmに伸びた茎の頂から短い花茎を出して、白い花を1個つける。花径は約2cm、花弁のように見えるのは萼片。花弁は退化して黄色い密腺状となっている。
- 花が黄色でアジア南西部原産のキバナセツブンソウ Eranthis cilicica の園芸品が日本でも売られている。