サンショウ(山椒)
Zanthoxylum piperitum DC
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- (1,2)2002年3月31日、西区体育館まえの公園、(3)2018年8月27日、保土ヶ谷公園梅園下の傾斜面、(4)2023年10月18日、同所。
- 香味料としておなじみのものであるが初めてその花を確認した。
- 若葉は「きのめ」と称して食用とし、果実は香味料や健胃剤などの薬用に、材はすりこぎにする。古称、はじかみ。
- 日本各地に分布、平野の雑木林から低山帯の林内に生え、人家に栽植もする。
- 高さ1~3m、枝や葉の基部に1対のとげがある。葉は11~19対の小葉からなる羽状複葉で、互生する。小葉は長さ1~1.5cmの楕円形、縁に小さな鋸歯がある。葉は油点があり香る。
- 花は春、枝先に小さな緑黄色の花を多数つける。雌雄異株。花弁は無い。
- 果実は長さ5mmの楕円形で、褐色に熟し、中に光沢のある種子がある。