サンゴシトウ(珊瑚刺桐)
Erythrina × bidwillii
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- 2005年8月6日、峰岡2丁目
- 真夏の暑さの中で咲く深紅色の花を見てアメリカデイゴのようだなと思ったが、図鑑を調べてみてやはりデイゴの仲間とのこと。葉が菱形なのが特徴。また、遠目にはよく分からないが、茎や葉に棘がある。
- 南米のアメリカデイゴと米国南部のヘルバケア種との雑種。19世紀にオーストラリアで作られたとのこと。別名ヒシバデイゴ(菱葉梯梧)。熱帯アメリカ、西インド諸島に多い。
- 植栽は関東地方以南の暖地で見られる。庭木、公園樹、街路樹。
- 幹は立ち、高さ4~6m。葉は互生し、やや長い葉柄のある3出複葉。小葉は長さ8~11cmの菱形状広卵形。
- 5~9月、枝先に長い総状花序を立て、深紅色の蝶形花を多数つける。旗弁は最盛期にも全開しない。
- 果実(豆果)は長さ12~15cm、暗褐色に熟す。