サギソウ(鷺草)
Pecteilis (Habenaria) radiata
/ラン科/多年草
2004年8月4日、星川2丁目。
花がひときわユニークで美しく清楚。
花を、シラサギが羽を広げて飛んでいる姿に見立てて名づけられた。東京都世田谷区の花。悲しい伝説が伴う。戦国時代の世田谷城で、助けを求める姫君が文をサギに託すが、射落とされ、その跡にこの花が咲いたという。(花おりおり)。英名 fringed orchid
日本特産種。
日当たりのよい湿地に生えるラン。観賞用によく栽培されるが、野生のものは減少している。
茎の高さは20~40cmになり、茎の下方で互生する葉は広い線形、長さ5~10cmになる。
花は茎の先に2~4個つき、直径3cm前後で白色。距(きょ)は約4cmで下向きに垂れ、先端がやや太い。唇片が大きく3つに裂けていて、両端がさらに細かく切れ込んでいる。花期は7~8月。
花言葉・・・神秘的な愛
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