-
- 2005年8月16日、御岳山レンゲショウマの群生地
- 高さ850mぐらいの北向き斜面の鬱蒼とした林内にひっそりとだが、沢山咲いていた。霧雨が煙る中だったが、かえってそれが深山幽谷の雰囲気をかもし出していた。そんな深い森の中で、白色の薄いベールを頭上にかざして雨をしのいでいる、透き通るような色白の女性の姿にも思えたりもした。
- 和名は花がハス(蓮華)の花に、葉がサラシナショウマに似ることから。日本特産種。別名 クサレンゲ。
- 東北地方南部や本州中部の深山の樹林内に生える。
- 高さ40~80cm。2~4回3出複葉。
- 花は夏,茎の上部に長い花枝を分枝しまばらな円錐花序に、径3~4cmの淡紫色の花を下向きに開く。がく片は7~10枚で、花弁状。花弁は10~12枚。