2005年4月29日、岡野公園 緑肥や家畜の飼料として多用され、田植え前の水田に紅紫色の花を一面に咲かせるのを見たが、街中の公園の道ばたに野生化(?)しているのを見つけた。 昭和30年代には各地でみられたが、米つくりが早くなった関係もあり姿を消している。花後は田にすきこまれ、有機質の緑肥とされた。それが十分に発酵するには一ヶ月以上が必要で、5月の田植えとなると、未熟なままのために腐敗し、害を与えてしまうから。 中国原産で渡来は17世紀以前。 葉は羽状複葉。全草が柔らかい。 花期は4〜6月。茎は地表を這って広がり、葉腋から伸びたつ10〜15cmの花柄の先に、蝶形の小花を輪状に7〜8個つける。それがハスの花に似ていることから名がついた。 |
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