オオブタクサ  Ambrosia trifida Ambrosia: ブタクサ属。植物のギリシア名に由来し、「神の植物」の意。
trifida: 3中裂の。/キク科/一年草/別名 クワモドキ
 (左)2001年9月1日、神戸町桜ヶ丘高校から下りる坂道わきにて。(右)2004年11月20日、花見台高校から星川1丁目へ下りる坂道わき
 草丈は高く、他の植物を圧倒するように生えているが、キク科では珍しく、風により花粉を運ぶ方法を取っているため、花粉症の原因となるために嫌われている。
 ブタクサとともに花粉症の原因の一つとされている。ブタクサより大形で花のつき方はよく似ているが、葉の幅が広く、掌状3〜5つに大きく裂ける(一方、ブタクサは葉が細かく切れ込んでいる)。この葉の形がクワに似ることから別名がある。
 原産地・・北アメリカ。
 分布・生育地・・太平洋戦争後に日本に入り、都会周辺の造成地や河原などに急速に広まった。1952年、静岡県清水港で最初に発見。
 草丈・・2〜3m。葉は対生、大形で掌状に3〜7裂し細かい鋸歯がある。茎・葉ともに毛がありざらつく。雑草の多くは環境に応じて大きさを変化させる能力を持っていて、「可塑性」と呼ばれる。オオブタクサは大きくなると6m以上にもなり、条件が悪いとわずか数10cm程度で花を咲かせることもできる。
 花期・・8〜10月。雄花の径・・約4mm。雄花は鈴のように下向きに咲いていて、風に花粉を降り注ぎ、風で花粉を運んでもらう風媒花。花穂は長い。通常は雄花と雌花の両方を持っているが、生育環境が悪いところで小さくしか育たないオオブタクサの個体は雌花だけをつける。その理由は高いところから花粉が降ってきてくれるから。
 近似種・・ブタクサ、ブタクサモドキなど。
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