オカトラノオ  Lysimachia clethroides Lysimachia: マケドニア王 Lysimachos の名を称えたもの。又は lysis(解ホドける)+mache(競争,争い)から。
伝説によると Lysimachos 王は,猛り狂った牡牛に襲われ,あわやと云う時に,この植物を振ったら牛が鎮まったと云う。サクラソウ科。
clethroides: リョウブ属に似た。/サクラソウ科/多年草
 2003年6月18日、保土ヶ谷公園軟式球場裏

 花は長い穂の一方にかたよってつき、穂の途中から弓なりに曲がることが多い。この形を虎の尾にたとえた。
 高さ60~100cm、茎は円柱形で直立し、基部が赤みを帯びる。葉は長楕円形で長さ6~13cm。
茎の先に10~30cmの長い花穂をつけ、深く五裂した小さな白い花をびっしりつける。花冠は8~12mm。花期:6~7月。
 よく似たものにヌマトラノオがある。川岸や畔などの湿地に生え、花序がほぼ直立して咲く。トラノオの名がつくハナトラノオとは属が異なる。

 花言葉・・・忠実、堅固、貞操
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