オオモクゲンジ(大木槵子)
Koelreuteria integrifoliola
/ムクロジ科/落葉高木
(1)2016年9月12日、保土ヶ谷公園、(2)2007年9月9日、(3)2007年9月2日、(4)2008年9月6日、(5)2007年11月3日
今まで何度も足を運んでいる公園で初めてお目にかかった。最初は、枝の先が強風で折れて枯れかかった葉の色になっているのかと思っていたが、近づいてびっくり。
フクロミモクゲンジとも。フクロミ(袋実)とはこの袋の中に黒い実を付けることからで、モクゲンジ(木欒子)は中国名で、日本語読みではモクロジ、あるいはムクロジと読む。ムクロジと同じように袋の中に硬い黒い実を付ける。別名オオモクゲンジ、フクワバモクゲンジ。
中国原産。
用途:公園樹、庭園樹。
高さ10mほど。葉は全縁、羽状複葉。
9月頃、大型円錐花序に金色の小さい花を沢山付ける。1つ1つの花は3mm程度の大きさである。
果実はホオズキの袋状で、3枚の葉が葉脈をくっつけ合ったような形をしており、淡紅色に色づく。各々の葉状の面の中央に実を付ける。
よく似たモクゲンジは、7月頃に花を付け、葉には重鋸歯がある。
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