オオアマナ(大甘菜)  Ornithogalum umbellatum Ornithgalum: ギリシア語の ornis (鳥)と gala (乳) からなり、花弁が開いた形式が飛んでいる鳥に似ていることと、花芯の子房が乳首のように飛び出していることに由来。
umbellatum: 散形花序の。/ユリ科/球根植物
 2005年5月4日、小石川植物園
 林の中で一面に白色の花が咲いていて、緑の芝生の林床をまるで季節外れの薄雪が覆っているような感じにさせてくれた。2006年4月29日NHK HVでの石神井公園紹介ではウンベラータムのテロップで紹介されていた。

 花がアマナに似て、全草が大形であることからついた名前。花は日中のみ開花する。英名:star-of-Bethlehem
 原産地:ヨーロッパ。明治時代に渡来。
 分布・生育地:本州(関東・東海地方)などに野生化。空き地、公園、河原の土手、藪など。
 草丈:15〜40cm。茎は上部で分枝する。
 花期:3〜5月。花径:3〜4cm。
 星状の白い花を多くつけ、花壇や切花に利用される球根植物のオーニソガラムの種類には、本種のO.ウンベラタム(和名オオアマナ)やO.シルソイデスがある。シルソイデスは南アフリカ原産で寒さに弱いが、草丈が45〜60cm、花茎が20〜50cmで切花向き。花径約2cmの花が15〜35個つく。花期は5月。

 花言葉・・・清純な誘惑
<< Day Sequence >> Home Top
inserted by FC2 system