ニワウメ(庭梅)
Prunus japonica
/バラ科/落葉低木
← クリック & ズーム
2008年3月30日、横浜西区
枝全体を埋めるように咲いた姿は美しい。
細枝が林立するような姿になることも多いので
林生
(りんしょうばい)の名前もある。果実の姿から小梅の別名もある。果実の核は「郁李仁」として薬用にする。多数の雄しべが目立つ。
中国原産。
庭木としてごく普通に植えられている。
高さ1.5~2mぐらい。地際から細い枝を多数出し、よく分枝する。葉は4~9cmの卵状披針形で先がとがる。縁は細かい重鋸歯。
花は葉が出る前かほぼ同時に咲き、淡紅色または白色で径15mmぐらい、5弁でウメの花に似る。枝の先端部から開花する傾向がある。
ウメに似た径1cmぐらいの果実をつけ、8月頃に鮮紅色に熟する。
姿形がにていて八重咲きのニワザクラもよく栽培されている。花は径15mmほどでやや大きく花弁多数、淡紅色または白色。ニワウメは一重のピンク、ユスラウメは一重の白花、ニワザクラは八重のピンクと白。
<< Day Sequence >>