(第五号)             2001年10月17日 
今期は10月上旬に撮影した花々です。
今回の花の中で、判別に苦労したのはセンダングサ、コセンダングサ、アメリカセンダングサです。頭花の管状花の周りに舌状花がつくもの(センダングサ)、コセンダングサには舌状花がないのが基本形であるが、もつものもありこれをコシロノセンダングサと言ったり、果実ののぎの本数が4本なのがセンダングサ、3本なのがコセンダングサという判別方があるのであるが、果実まで待てないので判断が間違っている可能性もあります。
花の周辺の葉状の総苞片が長いアメリカセンダングサについても舌状花が小さく目立たないとあるが、舌状花がないタウコギとの判別が困難です。それに参照する本によってはこれらについて相反する内容で書かれていたりして混乱してしまいました。
そうした中で非常に判りやすかったのが、モクセイです。キンモクセイはマンションの庭で毎年目にしていました。昨年はギンモクセイを撮影しています。今回は幸運にも上星川でヒイラギモクセイ、それに大船植物園でウスギモクセイに出会うことができました。
以上
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