冬真っ只中でも健気に咲く花々 (第九号)     2002年1月26日 
新しい年になりましたが、寒さ一段と厳しくなってきました。そんな冬の寒さにも負けず健気にさく花を捜して歩き回っている今日この頃です。
そんな中で見つけたのが、まず保土ヶ谷公園の梅林のウメです。「xx寒紅梅」という名札が下がっている木では既に満開状態になっているものもあります。これからもたくさんある他の梅の木にも花が段段とついてくるでしょう。3月になると梅の花見ということで賑うようです。
昨年12月初め頃から気づいていたのですが、ジュウガツザクラ(シキザクラ)という名のサクラも咲いています。淡紅色の5弁花の半八重咲です。初めは今ごろ咲くのだからいわゆるカンザクラ(寒桜)とでも言うのであろうと思っていましたが、図鑑などで調べてみたカンザクラは2月頃開花で、花色もやや濃く、木の色も黒いということであり、見たものとは違うことが分かり、改めてジュウガツザクラだと判明しました。 
今まさに咲こうとしているのでは、4弁の花弁が糸のように細い黄色い花を枝に散りばめたように咲かせるシナマンサクです。シナマンサクはマンサクの仲間でも早いうちに咲き出すこと、枯れ葉が枝に残ったままで花が咲くことなどの特徴があります。
ロウバイも冬の最中、葉に先立ち、香りの強いロウ細工のような色艶の花を咲かしています。また花がやや大きく、全体が黄色のソシンロウバイも見つけました。
ちょっと足を伸ばしたところでは、鎌倉瑞泉寺のスイセン二宮町吾妻山の菜の花も見てきました。また、山形の冬景色を送っていただいておりますのでこちらも楽しんでください。
以上
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